コロナウイルス感染症

コロナウイルス関連でがっかりした事 PartⅡ

以前コロナウイルス関連でがっかりした事を記事にしました。

コロナウイルス関連でがっかりした事 コロナウイルス関連では様々な間違った報道がされており、専門家の不適切な意見が多数見受けられます。行政の対応も遅く、多くの問題点が残って...

今回はPartⅡです。

マスク、アルコール転売解禁

マスク転売解禁、不安の声も 「また買い占められたら」

加藤勝信厚生労働相は31日、新型コロナウイルスの感染拡大で品薄となっていたマスクや消毒用アルコール製品の転売規制を近く解除すると表明した。供給量が増えたことが理由だが、メーカーや小売店からは感染者が再び増加するなかで規制を解除すれば、再び高値転売が起きるとの不安の声が出ている。

https://www.asahi.com/articles/ASN7063JHN70UCLV00J.html

未だにアルコールは入手困難なのですが国民に対する嫌がらせでしょうか?

希望していないのにアベノマスク届く

前回の記事で「アベノマスク未だ届かず」と書きましたが届きました。(使用していませんが)

アベノマスクを追加配布するという話が出ましたが、批判を受け希望する施設に配布する方針に変更されました。

[解説]追加配布のアベノマスク、批判受け「希望者のみ」に転換

介護施設などに一律的に配られる予定だった通称「アベノマスク」と呼ばれる布マスクに関し、政府は配布する方式を転換した。加藤勝信・厚生労働相は7月31日、「現在のマスクの状況を踏まえ、希望する介護施設などに随時配布するやり方にしていきたい」と述べた。介護施設などからも「今必要なものは布マスクではない」といった声が出ており、余剰分は国が備蓄する。

https://business.nikkei.com/atcl/forum/19/00026/080300038/

ところが希望していないにもかかわらずアベノマスクが届いているようです。

「希望していない」のに“アベノマスク”が次々届く?!

3月以降、介護施設などに配られた“アベノマスク”と同じ形の布マスク。先月、国は追加の8000万枚分を「希望する施設だけ」に配ることに。ところが今、「希望していない」事業者にも次々と届いています。一体、なぜ?

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f57a35912b9a56c9e647992f42591c42b2eb882

コロナウイルス発生状況の報告はやっぱりFAX

前回の記事で5月からオンラインに変わったようですと書きましたがやっぱり未だにFAXのようです。

東京は今でもファクスと手入力 コロナ情報共有システム2カ月たっても導入進まず

新型コロナウイルス感染者の情報を共有できるようにする政府の新システム「HER―SYS(ハーシス)」が導入されて約2カ月となるのに、感染者が急増する東京都と大阪府で利用されていないことが厚生労働省の調査で分かった。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/45005

竹本IT担当相、「はんこ議連」会長を退任

前回の記事で「台湾のIT担当大臣は38歳の天才プログラマー、日本のIT担当大臣は78歳のはんこ議連の会長」と書きました。

竹本IT担当相 “はんこ議連”会長を退任 疑問の声を受け

政府が行政手続きのデジタル化や押印の廃止を推進する中、竹本IT担当大臣は、みずからが日本のはんこ文化を守ることを目指す自民党の議員連盟の会長を務めていることに疑問の声が出ていることを踏まえ会長を退いたことを明らかにしました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200626/k10012485251000.html

どうでもいいことですね。

東京都の認証ステッカー、誰でも入手可能

東京「虹のステッカー店」で集団感染、感染防止徹底のはずが・・・

東京都は都民に感染症防止対策の「認証ステッカー」を掲示している飲食店を利用するよう求めていますが、12日、ステッカーを掲示していた飲食店での集団感染が確認されました。集団感染がおきたのは西葛西にあるフィリピンパブで、江戸川区は、11日までに客と従業員あわせて8人の男女が感染したと発表しました。

このステッカーは東京都が発行していて、都のホームページでチェック項目を入れると誰でも印刷できる仕組みになっています。東京都は「ガイドラインがどの程度守られていたのか確認していく」としています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4052036.html

「ガイドラインがどの程度守られていたのか確認していく」とのことですが順序が逆でしょう。

K値の予想何度も外れる

K値については以前記事にしました。

K値について調べてみました K値は大阪大の中野貴志教授(原子核物理)が考案したもので感染症の流行状況を知る指標とのことです。大阪モデルに採用されるのではないかと言...

中野氏の同僚である吉森保氏のnote
https://note.com/prof_a_hill/n/n173709142e58
7月9日にピークアウトという予想がされていました。

7月5日以降の感染者数(緑の点)を追加しました。
7月14日以降は振り切れてしまいました。
指数関数的に増加しています。

大阪のK値

7月18日

7月26日

よく見ると始点が6月28日から7月1日に変更されています。

8月15日

なんと大阪には第4波が襲来しているとのことです。
もはや何を予想しているのかもよくわかりません。

8府県のK値

7月18日

8月7日

修正が入りました。

8月15日

おおむねフィットしているそうです。

首都圏3県のK値

8月7日

「異常です」というより「外れました」が正しいと思います。

大阪モデル、点灯前日にバージョンアップを繰り返し、現在はver4が稼働中

前回の記事で「大阪モデル20日足らずで変更」と書きました。
その後ver2が点灯する前日にver3が誕生し、現在はver4ということです。
あおむらさきさんがまとめてくれています。

大阪府が集めた雨合羽、医療機関での使用は半分以下

前回の記事で「大阪維新の会、雨がっぱの寄付を要請するが無かったことに」と書きました。
その後、集めた雨合羽はどうなったのでしょうか?

数十万単位で集まった雨合羽がどう配布されていったのか、大阪市健康局健康づくり課に聞いた。

「各区でも受け付けていたものも合わせると、最終的に約35万枚が集まりました。医療機関のほか、市役所内部の福祉局、健康局、教育委員会でも使いたいという話があり、そちらにも配布しております。現段階での“在庫”としては約3万5000枚が残っています。残っているのは袖がないポンチョだったり、ズボンだけのもので、袖のある上着としての雨合羽などはほぼ配布を終えています。残っているものは医療現場には適さないので、新たな使い道を探して配布したいと考えています」

当初、想定されていた医療機関への配布以外の用途となったものについては、こう説明をする。

医療機関で使ってもらったのは全体の半分以下ですね。残りも雨の日のための用途ではなく、コロナ対応で防護具の代わりに使っていただくということで、各所にお渡ししました。災害などの際の避難所でのコロナ対応に使っていただいたり、教育現場でも学校の生徒にコロナ症状が出た時に感染防護の対応をするために使ってもらったりしています。雨の日に生徒たちに渡すといった用途ではないですね。いろんなカラーの雨合羽がありましたが、基本的にビニールで感染防止に役立つのは同じ。使い捨てになるので枚数が多い方が現場は助かると聞いています」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2357002abb4664fdd3a4ad75d2dd75cd6735731a

有効利用できて良かったと思いますが管理を任された人達にとってはいい迷惑だったことでしょう。

橋下氏、自らの事は棚に上げ、PCR検査拡充に反対

前回の記事で橋下氏にブーメランが直撃したことを書きました。
そんな橋下氏はPCR検査の拡充に反対しています。

橋下徹氏 PCR全国拡大論に反対「現場を分かってない」「意味がない」

橋下氏はクラスターが発生した東京・歌舞伎町など特定のホットスポットに関しては「PCR検査は拡大してやっていくべき」との見解を示した上で、「この状況でPCR(検査)をどんどん拡大しろ、というのは現場をよく分かってないなー、と。今の日本の保健所システムでは、全部濃厚接触者を追っていって、ものすごい手厚いサポートシステムをやってる。このフォローアップシステムというものが、重症者を減らし、死者数が少ないという現実があるわけです」と説明。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca0b0240e36eed4663585cf4d52e866f4d5a6ab6

自らは検査基準を満たしていなかったにもかかわらず検査を受けていながら、政府の姿勢に追従する意見となっています。
橋下氏の人間性や政治姿勢がよくわかります。

橋下徹氏の変節の経緯から見るコロナウイルス検査の必要性 橋下氏はコロナウイルス検査には否定的な立場でした。 橋下氏は、「PCRも重症化するような人を見つける為に必要で、一般の人がPCR...

吉村知事、「ポビドンヨードがコロナに効く」という会見を行い、「イソジン吉村」「大阪維ソ新の会」と命名される

吉村知事「うそみたいな本当の話」 うがい薬の使用呼びかけ、主な一問一答

大阪府の吉村洋文知事と大阪市の松井一郎市長は4日の記者会見で、消毒効果がある「ポビドンヨード」を含むうがい薬が新型コロナウイルスの減少に効果が期待できると発表した。吉村知事は「うそのような本当の話をする」と強調。市販のうがい薬を示し、府民にうがいを呼びかけた。

吉村知事 うそみたいな本当の話をさせていただきたい。ポビドンヨードを使ったうがい薬、目の前に複数種類ありますが、このうがい薬を使って、うがいをすることでコロナの陽性者が減っていく。薬事法上、効能を言うわけにはいきませんが、コロナに効くのではないかという研究が出たので紹介し、府民への呼びかけをさせていただきたい。

https://mainichi.jp/articles/20200804/k00/00m/040/324000c

この会見後、ドラッグストアでイソジンが品切れとなりました。
ポビドンヨードが「コロナに効く」というエビデンスは無く(翌日、吉村知事が訂正)、刺激性が強いため、水うがいの方が推奨されています。
この会見後、twitterでは「イソジン吉村」「大阪維ソ新の会」と命名されてしまいました。

松井市長、8月登庁3回のみで「ヒマジン松井」と命名される

松井大阪市長は夏休み?コロナ重症者急増も8月登庁3回のみ

新型コロナウイルスの感染が急拡大している大阪府では、17日の新規感染者は71人と、14日ぶりに100人以下だったが、重症者が全国最多で待ったなしの状況だ。にもかかわらず、大阪市のトップ、松井一郎市長が市役所にほとんど“出勤”していない。「夏休みか?」と市政関係者の間で話題になっている。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277464

twitterでは「ヒマジン松井」と命名されてしまいました。
「イソジン吉村」「ヒマジン松井」の強力タッグが誕生しました。

尾身茂氏「旅行自体に問題はない」との見解を述べる

GoToトラベルキャンペーンの実施に懸念の声があがる中、政府の新型コロナウイルス対策の分科会の尾身茂会長が「旅行自体に問題はない」との見解を述べました。

https://toyokeizai.net/articles/-/363373

尾身氏の見解には疑問の声が多数挙がりました。

飛行機の前後の席で感染 2人に面識なく会話もなし

千葉県によりますと、13日に八千代市の40代の男性が感染していることが確認されました。男性は3日に成田空港に到着した国内線の飛行機に乗っていて、この男性の前の席に座っていた20代の男性警察官が9日に感染が確認されたため濃厚接触者として検査を受けていました。2人に面識はなく会話もありませんでした。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000190784.html

旅行で感染する可能性があることが実証されました。

「Go to トラベル」キャンペーンで全国に感染拡大

「令和のインパール」「Go to hell」キャンペーンとも呼ばれた「Go to トラベル」キャンペーンが実施され、全国に感染が拡大しました。

那覇の繁華街、集団PCRで陽性86人 東京や大阪からの旅行で拡大か

沖縄県医師会は8日、那覇市の繁華街・松山地区の飲食店従業員や客ら2064人を対象にした集団検査で86人(男性52人、女性34人)の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。6割が軽症、4割が無症状で、陽性率は4・2%。県医師会は、7月上旬以降、東京や大阪などの繁華街で働く飲食店従業員らのグループが沖縄旅行で松山地区を訪れ、感染が拡大したとみている。

https://mainichi.jp/articles/20200808/k00/00m/040/198000c

4連休中の外出組から続々と感染者が

東京都によると、1日に感染が確認されたのは472人で、7月31日の463人に続き2日連続の400人超え、3日連続で過去最多も更新している。このうち20代と30代は合わせて324人で、およそ7割を占めている。

過去最多となった理由のひとつを都の担当者はこう述べた。

「4連休に外出とか、遊びをされた方が感染された例が多くなった結果がこういう数字になったのかと思う」

聞き取り調査の結果、7月25日に友人5人とバーベキューをして感染、7月23~26日に友人と旅行、友人とキャンプ、25日に8人で飲み会など様々なケースがみられたという。

https://www.fnn.jp/articles/CX/69467

PartⅢに続きそうです。

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