コロナウイルス感染症

補償を伴わない緊急事態宣言は経営者や国民に責任を押し付ける悪政

昨日、緊急事態宣言が発令され、店舗の休業要請や国民への自粛要請が行われています。
現在の所、獣医業界への影響は他の業界と比較して少ないです。
しかし、自営業者として他の業界への影響や政策には注目しています。
緊急事態宣言では飲食店、映画館等の店舗に対して休業要請が行われています。
命令ではなく、要請となっています。

休業命令ではなく、休業要請の理由

休業要請の場合、店舗が休業しても補償は行われません。
国が店舗に休業補償を行いたくないので休業命令ではなく、休業要請となっています。非常に悪質な政策だと思います。

店舗が要請に従い休業、廃業した場合

当然、補償はありません。全て経営者の自己責任です。

店舗が要請に従わず経営を続けた場合

休業要請が出ているにもかかわらず、経営を続けているという理由で国民から批判の対象になります。
仮にコロナウイルス感染が発生した場合、休業要請に従わずに感染を発生させたとして国、国民から強い批判を受けると考えられます。

緊急事態宣言発令で感染が収束しなかった場合

緊急事態宣言を発令したにもかかわらず、全く感染が収束しなかった場合の国が行いそうなことを予想すると次のようになります。

  • 休業要請に従わなかった経営者への批判
  • 自粛要請に従わなかった国民への批判

まとめると

国が店舗に休業補償を行いたくないので休業命令ではなく、休業要請となっています。
これは経営者に責任を押し付ける悪政です。
また緊急事態宣言で感染が収束しなかった場合は店舗や国民に責任を押し付けることが考えられます。
このような悪政を見過ごしていいのでしょうか?

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